うちエコ環境ニュース by yarn architect atria

温暖化ガス、家庭で最大半減に=行程表素案を公表−環境省

(2010/02/17 Wed)
環境省は

政府が打ち出した温室効果ガス削減の目標達成に向けた

行程表の素案を正式に公表した

2020年までに温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減するため

住宅の断熱化やエコカー普及など

生活に身近な分野で地球温暖化対策を強化

家庭からの排出量を現状(05年)比で、最大半減させることなどを計画している

政府は3月末までに行程表をまとめる

素案は、20年時点での部門ごとの排出量について

家庭では90年比で最大31%減(05年比49%減)

オフィスなどで同21%減(同45%減)

運輸で同25%減(同37%減)

工場などの産業で同24%減(同20%減)とする

05年比で見ると

近年排出量が増えている家庭の削減率が最も大きい

時事通信 



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都市部「芝で緑化」は逆効果

(2010/02/03 Wed)
都市部の公園などに芝を植えるとかえって地球温暖化を加速する恐れのあることが

米カリフォルニア大アーバイン校の分析で分かった

施肥や手入れのため、芝が吸収する約4倍の温室効果ガスを排出してしまうという

調査対象は米国だが、日本でも進む都市の緑化政策に一石を投じそうだ

米地球物理学誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」電子版に掲載された

研究チームは同校近郊にある4カ所の公園の芝や土壌を分析

二酸化炭素(CO2)吸収量と、草刈り機の燃料によるCO2、肥料使用に伴う一酸化二窒素(N2O)などの排出量を比較した

N2Oは、CO2の約310倍も温室効果が強い

ともに京都議定書で排出削減の対象ガス

その結果、観賞用の芝では、吸収分の約1〜3割に相当するN2Oを排出していることが分かった

手入れのための燃料使用による排出分も含めると、吸収分の約4倍の温室効果ガスを排出していた

運動場用芝は、頻繁に植え直すことから、土壌に蓄えられるCO2が少なく、観賞用の芝より吸収効果が小さかった

同大によると、芝についてN2Oを含めた吸収量と排出量を比較したのは初

日本国内では、排出を抑制する施肥方法の研究も進んでいる

毎日新聞



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代替フロン排出増へ 温室効果ガス削減足かせに

(2010/02/03 Wed)
オゾン層を破壊するフロンの代わりとして開発されながら

温室効果の大きさが問題になっている代替フロンについて

国内排出量が昨年までに底を打ち

今年から増加に転じる見通しとなったことが1日、分かった

日本は温室効果ガスを2020(平成32)年までに

1990年比25%削減という目標を掲げたが

二酸化炭素(CO2)の1千倍以上の温室効果を持つ代替フロンの排出増は

目標達成の足かせになりそうだ

ハイドロフルオロカーボン(HFC)を含む代替フロンの温室効果ガスの国内排出量は

2008年、CO2換算で2360万トン

1990年比で53・8%削減された

半導体などの製造工程で出る代替フロンを回収・破壊する装置の導入が進み

排出削減の優等生とみられていた

だが経済産業省の予測では、排出量は今年以降、増加に転じ

技術革新がなければ2020年には5560万トンまで増加する

除害装置の普及が09年までにほぼ終わる一方で

エアコンや冷蔵庫など冷凍空調機器で冷媒に使われながら

回収されず使用中や廃棄時に放出する分が今後増加するためだ

背景には、フロンを使わない技術開発の伸び悩みもある

一方、モントリオール議定書が義務づけたフロン削減で

代替フロンへの置き換えは進んでおり

経産省は

「09年は景気低迷の影響で08年と同程度だろうが、今年は約3100万トンまで増える見通し」

と予測する

温室効果ガスを削減する京都議定書では

代替フロンなど3ガスの排出抑制が義務づけられたが

フロン削減は盛り込まれなかった

このためフロンから代替フロンへの置き換えは

温室効果ガスの計算上は排出量の純増になり

新たな問題に浮上している

産経新聞



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低コストで省エネ効果大 いま見直したい太陽熱温水器

(2009/10/27 Tue)
太陽熱温水器は、太陽エネルギーを家庭で利用する装置としては最も古く

「太陽熱を集めてお湯をつくる」という現在の温水器の原型が現れてから既に80年間以上の歴史がある

最近では、CO2を排出しないクリーンなエネルギーとして太陽光発電が注目されているが

太陽エネルギーの変換効率は、温水器のほうが圧倒的に良い

社団法人ソーラーシステム振興協会によれば、太陽光発電が7〜18%なのに比べ

太陽熱温水器は40〜60%

標準的な集熱面積である6m2、蓄熱タンク300Lのシステムを導入すれば

1台あたり年間約445Lの灯油を節約できる

CO2排出量に換算すると、1世帯あたり20%だという

太陽熱温水器の構造は大まかに言って

水を温める集熱器と、温まった湯を貯める貯湯タンクの2つから成る

集熱器と貯湯タンクを1つの装置の中に納めた一体型と、集熱器と貯湯槽を分けた分離型があり

後者はソーラーシステムと呼ばれることも多い

また、熱媒の違いで分けると

単純に水をそのまま温める自然循環方式と、不凍液を循環させる強制循環方式がある

気になる省エネ効果はどのくらいあるのか

1年間でのCO2抑制量を都市ガス利用の場合と比較すると

一体型(集熱面積3m2、集熱量156万kcaL)で413kg

分離型(集熱面積6m2、集熱量312万kcaL)では826kgとなっている

ガス代は年間、太陽熱温水器で約2万8842円、ソーラーシステムでは約5万7685円の節約になるという

1カ月あたりで見ると、2400円〜4800円程度のガス代が浮く計算だ

しかし、この太陽熱温水器(分離型/ソーラーシステムを含む)の年間販売台数は

1980年の約83万台をピークに伸び悩んでいる

この年は、国によるソーラーシステム低利融資制度や補助金制度事業が始まり

さらに第二次石油危機の直後ということもあり、太陽熱温水器が急速に普及した時期であった

その後、石油価格が安くなると急激に落ち込み

2008年時点の年間設置台数は約6万5000台となっている。

ところが最近、エコに対する関心の高まりを受け、太陽熱温水器に再び注目が集まり出している

何より魅力的なのが、導入費用の安さだ

集熱器の種類や大きさによってかなりの差があるものの

太陽熱温水器は設置費用も含めて約30〜120万円で導入可能

200万円以上の費用が当たり前の太陽光発電に比べれば、かなりのお手頃価格である

地球環境保全のため、わが家のお財布のために

エコなエネルギー源を探している人にはもってこいのシステムだと言えよう

今年4月には、東京都が2年間限定で

住宅用太陽エネルギー利用機器の設置を対象に、費用の一部を補助する制度を開始した

設置機器が生み出す 10年分の環境価値の譲渡を条件に補助金を交付するというもので

太陽光発電システムはもちろん、太陽熱温水器も補助対象となっている

東京都以外にも同様の助成金を出している自治体はあるので

導入を考えている人は社団法人ソーラーシステム振興協会のWebサイトで確認してみよう

低コストで省エネ効果大 いま見直したい太陽熱温水器:ECO JAPAN −成長と共生の未来へ−全文へ


社団法人ソーラーシステム振興協会




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120年間で過去最高の平均気温を記録した9月

(2009/10/22 Thu)
この夏、日本ではビールや夏物衣料が販売不振になるなど

天候不順や暑さ不足が産業界に影響を及ぼした

9月に入ると天候は持ち直し

例年9月中旬から現れる秋雨もほとんどなく、全国的に秋晴れが続いた

9月の月平均気温を見ると、沖縄は統計開始以来、最高を記録する残暑となったが

そのほかは晴天が続いたわりに気温はあまり上がらなかった

東北地方や東日本を中心に平年を下回り、全国平均でも平年を0.08℃下回った

日本で9月の平均気温が平年を下回るのは8年ぶりのことである

しかし、世界に目を向けると状況は一変する

気象庁によると、世界全体の9月の平均気温は平年より0.37℃高く

統計を開始した1891年以降、9月としては2005年に並んで最も高い気温

約120年間の観測で、1位タイとなる記録的な暑さ(暖かさ)だったのである

日本を含む北半球の中緯度や南米南部、豪州西部で平年を下回ったが

そのほかの地域では平年より高く

特に欧州北部からロシア西部、カナダから米国北部で顕著な高温となった

世界的な高温を記録した大きな要因は、エルニーニョ現象である

エルニーニョ現象とは

太平洋赤道域の日付変更線からペルー沖にかけての海面水温が平年より高くなる現象で

この結果、太平洋赤道域全体の海面水温が高くなる

また、エルニーニョ現象の発生に伴って

インド洋赤道域では西から吹いている風が弱い東風に変わる

このため、暖水域がインド洋西部へ広がり、インド洋赤道海域全体の海面水温が高くなる

太平洋やインド洋の赤道域全体の海の暖かさが、世界の気温を押し上げる結果となった

しかし、エルニーニョ現象は周期的な変動で数年おきに発生しているため

この影響だけで高温記録が出るというのは説明できない

エルニーニョ現象に加えて、二酸化炭素(CO2)など、温室効果ガスの大気中濃度が増加し

長期的に気温のベースが高くなっているためだと考えられる

つまり、エルニーニョ現象と地球温暖化の2つが重なった結果

記録的な暑さになったといえる

CO2濃度の変化を見ると、産業革命以降35%増加し、2006年に381ppmに達した

近年は毎年2ppmずつ増加し、現在も増加の一途にある

一方、CO2濃度のグラフを見ると、小さな山と谷が繰り返されていることがわかる

CO2濃度は、一年の中で小さく変化し続けているのだ

この理由は、季節によって植物の光合成によるCO2の吸収量が変わるからである

北半球は南半球より陸地の面積が広いため

北半球における春から夏にかけて、植物の光合成が盛んになり

地球全体のCO2濃度が低下する

一方、北半球の冬は光合成する植物が地球全体として減少するため

CO2濃度が上がる

このように季節変化を繰り返しながらも人為起源の排出量は増加し

大気中のCO2濃度も年々増加している

この夏、日本では厳しい暑さにならなかったため

地球温暖化の実感が薄れた方もいるかもしれない

あるいは地球温暖化に疑問を持った方もいるかもしれない

しかし、気温は世界で一様に上がるのではなく、地域による差があること

また、年ごとの変動も大きいことを忘れてはいけない

事実、世界的には過去最高と並んだ今年9月の平均気温も

欧州北部やカナダ、米国北部では高かった一方

日本など一部の地域では平年を下回り、地域による差が大きいことを示している

世界の平均気温も一直線に上昇していくわけではない

エルニーニョ現象が起これば世界的に気温が高くなる傾向があるし

大規模な火山噴火があれば

火山灰などで大気中のエアロゾル(微粒子)が増えて太陽の日射しを遮るため

数年にわたり気温が低下する

こうした要因による年々変動は、CO2濃度の増加による地球温暖化以上に

その年の気候に与える影響が大きい

地球温暖化によるゆっくりとした気温上昇と

年々変動による大きな気温変化は重なっている

たとえ一時的に気温が低い時期があったとしても

地球温暖化が止まったわけではない

一時的な気温に一喜一憂することなく

地球温暖化の緩和に向けた努力

地球温暖化に対する適応策をしっかりと取っていく必要がある

ECO JAPAN −成長と共生の未来へ−



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11月から太陽光発電の買取価格2倍に

(2009/10/22 Thu)
太陽光発電システムには、自家消費できなかった電力を電力会社が買い取る仕組みがある

この余剰電力を従来価格の約2倍で電力会社が買い取る制度が、11月1日から全国でスタートする

制度についてまず知っておきたいのは、設置した時点の余剰電力の買取価格が10年間続くことだ

経済産業省は、3.5kWのシステムを新築住宅に設置した場合

今回の買取制度と補助金などを使うと、平均10年程度で設置費を回収できるとしている

二つ目は、買取価格が条件で変わることだ

「住宅」か「非住宅」かで大きく異なり、後者は前者のおおむね半分になる

住宅として扱われるには、最大出力を10kW未満にしなければならない

エネファームやエコウィル、風力発電などの自家発電装置を併設すると

買取価格が2割弱安くなってしまうことも覚えておきたい

自家発電装置を併設する場合は、発電した電気が配電線に逆流しないための装置も不可欠になる

エネファームとエコウィルにはその機能が備わっているが

風力発電などではそのための装置を購入する必要がある

三つ目は、買取価格が1年ごとに見直され、徐々に下がること

09年度は住宅がkWh当たり48円、非住宅が24円

以降は、10年度が同額、11年度は住宅が42円を予定している

買取価格は製品価格が安くなるにつれて下がる計画だ

余剰電力はどのくらい得られるのか

太陽光発電の販売・施工会社は

「平均で発電量の55〜60%、1.2〜1.5kW程度の小さなシステムは10〜20%になる」と説明する

今回の買取制度がスタートする直近の10月時点で

国の補助金予算はまだ残っているが、いくつかの自治体の補助金はなくなってしまっている

そのため「来年度まで購入を待ったほうがいいだろうか」という相談が施工会社に寄せられている

「自治体の補助金額が大きいなら待つよう薦めたほうが信頼を得られる

 ただ、他社に工事を取られないよう、その後の連絡や情報提供は密に行いたい」

日経ホームビルダーより



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石炭は米国の力…苦境の業界、規制阻止へ全力

(2009/10/13 Tue)
「風力? 太陽光? 面白いね

 でも、アメリカの成長と繁栄を支えたのはこの黒い粉だ」

ワイオミング州ウィートランドにある「ララミー川発電所」

燃料用に粉砕され、絶え間なくベルトコンベヤーで運ばれる石炭を見ながら

技師リチャード・バウワーさんが言い放った

「黒い粉」はボイラーに注ぎ込まれると、鮮やかな赤色に燃え上がり

蒸気が発電タービンを勢いよく回した

周辺を含む8州の産業と住民計260万人に電力を供給し

29年間、地域を支えてきた州最大級の発電施設だ

米国は石炭の国だ

18世紀以降、生産が本格化し

西部開拓のための鉄道や、製造業の大量生産を支えた

戦後も生産量は増え続け、現在、40年前の倍に当たる約11億トンとなった

石炭は、米国のエネルギー消費の22・5%をまかなう

だが、地球温暖化対策は、石炭こそ米国の力の源泉とする「石炭神話」を脅かしている

温室効果ガス排出の元凶とみなされ、複数の州政府が石炭発電所の建設を凍結

オバマ政権も再生可能エネルギーに予算を傾斜配分し始めた

石炭業界は、未曽有の苦境に直面している

そして今、全米の石炭産出州で関係者が、オバマ政権の温暖化対策を阻止するため立ち上がった

主標的は、上院で9月末に提案された温暖化対策法案だ

「議員、いよいよ法案審議が始まります」

「分かっている」

ワイオミング州と並ぶ石炭州、ウェストバージニア州の州都チャールストンで

「ウェストバージニア石炭協会」のビル・レイニー会長が州選出の上院議員に必死の陳情を行っていた

「法案が成立すれば、業界が排出量取引の負担を強いられ、約4万人余の雇用が失われる」と訴える会長に

オバマ大統領と同じ民主党に所属する議員は、協力を約束した

同州のエネルギー源の実に98%が石炭

石炭産業が崩壊した時、地元の経済と社会に及ぼす影響は計り知れない

石炭協会の壁には、業界に理解が深かったブッシュ前大統領のポスターが張られていた

「石炭(発電)ほど信頼できる電気はない」という文句が躍っていた

レイニー会長が、まなじりを決して言った

「これは、我々の伝統と生活をかけた戦いになる」

YOMIURI ONLINE



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25%削減公約達成、排出量10億トン購入必要

(2009/10/13 Tue)
日本が鳩山政権の公約通り

「2020年の温室効果ガス排出を1990年比で25%削減」を達成するには

京都議定書以後の13年〜20年の8年間に

海外から10億トンもの排出量購入が必要となることが

ドイツ銀行がこのほどまとめた報告で明らかになった

今日の排出量の相場をあてはめると

10億トンの調達には1兆7000億円の費用がかかる計算だ

ドイツ銀行の報告は

鳩山政権が導入を目指す国内排出量取引制度が日本全体の排出削減に果たす役割を分析した

その結果、電力や製造業など産業界は90年比で35%の削減を義務づけられる見通しとなった

報告の試算では、産業界は必要な削減約15億トンの3分の2に当たる10億トンを海外から購入するシナリオが現実的との結論となり

日本の需要増で、世界の排出量相場が押し上げられる可能性も示した

YOMIURI ONLINE



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温暖化進めば…真夏日2倍、熱帯夜3倍に 今世紀末予測

(2009/10/13 Tue)
地球温暖化がこのまま進むと

今世紀末には日本で真夏日が最大で2.1倍の78日に

熱帯夜は3.3倍の57日にも増える――

こんな最新予測を、文部科学省と気象庁、環境省がまとめ、発表した

最高気温が30度以上の真夏日は

20世紀末に年に36日だったのが今世紀末には78〜54日、2.1〜1.5倍に増える

35度以上の猛暑日も2日だったのが25〜9日に

最低気温が25度以上の熱帯夜は

17日だったのが57〜35日で、3.3〜2倍になる

2050年ごろでは、真夏日が50日程度、熱帯夜は30日程度と予想される

一方、最低気温が0度未満の冬日は、57日だったのが19〜32日に減少

年間降水量は5%程度増え

1日100ミリ以上に達する大雨の日が、九州南部以外の多くの地域で増えると予測した

この100年で1.1度上昇した日本の平均気温は、今世紀末までの100年で4.0〜2.1度上昇

高緯度ほど影響が大きく、世界平均より0.6〜0.3度も上昇幅が大きい

今世紀末に気温が3.2度上昇した場合

洪水や土砂災害、ブナ林や砂浜の喪失

熱中症などによる日本の被害額は年間約17兆円増えると試算した

気候関係の試算は、最新の観測データをもとに

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第4次評価報告書が想定する温室効果ガスの排出見通しに応じて

3パターンで計算した

IPCCが想定する最悪パターンは計算しておらず

真夏日や熱帯夜がさらに増える可能性もある

アサヒ・コム



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巨木の森と生きる

(2009/10/09 Fri)
木を切るべきか、切らざるべきか──

そんな論争を越えた、新たな森づくりとはどんなものか

未来の森の姿を求めて、2900キロの道のりを歩き始めた男がいる

彼の名は、J・マイケル・フェイ

今から10年ほど前、アフリカに残された手つかずの森林地帯3200キロを

徒歩で横断する「アフリカ徒歩横断」を敢行した人物だ

米国の環境保護団体「野生生物保護協会」の自然保護活動家で

ナショナルジオグラフィックの協会付き研究者でもある彼は、30年間アフリカの森林保全に尽力してきた

50歳をゆうに超えた今

彼が何よりも大きな関心を抱いているのが、米国西海岸にだけ生育するスギ科の木、セコイアだ

レッドウッドとも呼ばれ、樹高100メートル以上にもなる世界有数の巨樹である

フェイがこの木に興味をもったのは、アフリカ徒歩横断を終えて何年か後のことだ

カリフォルニア州の州立公園を訪れたとき、彼は輪切りにして展示されていたセコイアの幹に目を留めた

直径1.8メートルの輪切りは垂直に立ててあり、年輪に西暦と出来事を記したラベルが張ってある

中心部の近くには、「1492年 コロンブスの新大陸到達」とあった

「端から8センチくらいの場所には、『1849年 ゴールドラッシュ』と書かれていた」とフェイは話す

「それを見て気づいたんだ

 われわれは年輪の最後の数センチに当たるわずかな歳月の間に

 2000年もの歴史をもつ森林を壊滅寸前まで追いやってしまったのだとね」

世界屈指の巨木がそびえる西海岸の森

その破壊の歴史と森林利用の現状を自分の目で確かめようと

フェイは2007年秋に全長2900キロの徒歩縦断を敢行することにした

カリフォルニア州中部の海岸地帯ビッグサーから、世界遺産のレッドウッド国立公園を経て

オレゴン州との州境を越える辺りまで、セコイアの森が残る山々を歩く

そのなかで、木材生産をできる限り確保しながら

森林が生態系や地域社会にもたらす恩恵を最大限に生かす方法がないか

じっくり探ってみようと考えたのだ

セコイアの森でそれが可能なら

短期的な利益のために伐採されている世界のあらゆる森林も、その方法で保全できるはずだ

フェイは、アフリカ徒歩横断のときと同様、11カ月に及ぶ踏査の期間中

写真を撮り、記録を残し、森林や渓流、そこにすむ生き物の現状について、詳細なデータをとった

ECOマネジメント/ナショナル ジオグラフィック・スペシャル つづきはこちら



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